「第58回日本女子ソフトボールリーグ」（日本女子ソフトボールリーグ：ＪＳＬ）が４月に「開幕」を迎え、５月16日（金）～19日（月）「第２節」が開催されました。
　「第２節」は「プラチナセクション」「サファイアセクション」それぞれのセクションに分かれての大会開催となり、「プラチナセクション」が長野県下諏訪町・下諏訪スタジアム（試合結果はこちら）で、「サファイアセクション」が山形県山形市・きらやかスタジアム（試合結果はこちら）で開催されました。

　「2025シーズン」も前半戦が終了し、チームは「日本リーグ優勝」をめざし、「真剣勝負」を繰り広げていますが、全国のソフトボールファンとつながるイベント「チャレンジ10,000人とキャッチボール」はシーズン中も継続しています。
　この企画は昨シーズン（2024年）、日本リーグでプレーする「現役選手」たちが企画し、スタートしたもので、このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう！　というものです。
　このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK！　ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい！」「ソフトボールをやってみたい！！」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう！！！
　2025シーズンも張り切って「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。66回目となる今回も２本の動画を公開させていただきます。

　まず１本目は、大和電機 Blue Lakers（チーム紹介ページはこちら）が、宮崎遥希選手と新海雪奈選手と同じ事業所で勤務されている「石田常務」とキャッチボールを行った際の動画です。
　大和電機 Blue Lakersは、第２節を「ホーム」である長野県下諏訪町で開催したこともあり、連日、スタンドを大応援団が埋め尽くし、熱い声援を送ってくれました。その「声援」「応援」に後押しされ、「第２節」は見事３連勝！　通算成績４勝１敗とし、「プラチナセクション」同率首位に躍進しました。
（※大和電機 Blue Lakers「第２節」の試合結果・試合レポートはこちら。第１戦　第２戦　第３戦）。

　「石田常務」と同じ事業所で働く宮崎遥希選手は「第２節」終了時点で、５試合すべてに出場。「扇の要」キャッチャーとして活躍し、打率２割５分（12打数３安打）・打点２、新海雪奈選手は膝のケガからの「復活」途中ということもあり、主に「ＤＰ」として５試合すべてに出場。打率３割８厘（13打数４安打）・本塁打１・打点１の活躍を見せてくれています。
　きっと二人の活躍を「石田常務」もスタンドから見守り、声援を送ってくれていたはず。こうした職場の皆さんの理解と協力、支えがあって、選手たちは大好きなソフトボールに打ち込み、プレーすることができています。選手たちもグラウンド上で「全力プレー」を披露し、勝利をめざし、優勝をめざし、戦うことはもちろんですが、職場においても一人の「社会人」として、与えられた仕事、職場で与えられた役割の一つひとつを、責任をもって果たし、ソフトボールと仕事を「両立」させることをめざしています。ソフトボール選手として「一流」であることと同時に、一人の「社会人」としても「一人前」であることを心がけ、グラウンド上でも、職場においても「全力」を尽くしています。
　戦いの舞台は、異なるセクション「サファイアセクション」との対戦となる「交流節」（７月４日（金）～６日（日）、富山県富山市・岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場で開催。試合スケジュールはこちら）に移されます。
　大和電機 Blue Lakersは「プラチナセクション」同率首位ではありますが、同率で並ぶチームとの「直接対決」の勝敗の差で、「２位」の扱いで「交流節」に臨むことになります。対戦相手はレギュラーシーズンでは対戦のない相手、「サファイアセクション」１位・３位・５位のチームと対戦します！
　大会最終日には「スペシャルイベント」が企画・開催されますので……見逃すことのできない試合となることは間違いありません！！　ぜひぜひ試合会場に足を運んでください！！！

　２本目の動画は、平林金属 Peachblossoms（チーム紹介ページはこちら）が「ワンダーシップ」の皆さんと、岡山ドームでキャッチボールを行った動画です。
　今回は、その「ワンダーシップ」交流試合に「スペシャルゲスト」として、元・プロ野球選手であり、現在、横浜DeNAベイスターズの投手コーチである小杉陽太さんが参加してくださいました。
　小杉陽太さんは、東京都の出身で、名門・二松学舎大付属高校－亜細亜大－JR東日本でプレーされ、2008年のドラフトで指名され、横浜・横浜DeNAベイスターズで活躍され、2017年まで現役でプレーされていました。現役引退後、2021年から横浜DeNAベイスターズと投手コートとなり、昨シーズンから一軍投手コーチを務められているそうです。
　また、小杉陽太さんの息子さんがソフトボールのピッチャーをやっており、ピッチング指導を行うと、その「センスと才能」を発揮し、短時間で驚異的な上達！　見事なピッチングを披露してくれました。
　日本全体が「少子高齢化」という避けては通れない状況の真っ只中にあり、どの競技・スポーツ、特にチームスポーツは、そのスポーチをやるのに必要な人員を確保するのも難しい状況にあります。学校部活動も地域移行・地域展開という課題に直面し、従前とはまったく違った思考・方法論が求められています。
　日本には「何か一つのことに打ち込む！」「一つのことに専念する」といった美学・価値観があり、「これ！」と決めたら脇目もふらず、一つのことに集中し、その道を究めることが「ヨシ」とされてきたところがありますが、メジャーリーグの大谷翔平選手のように「二刀流」「三刀流」と欲張ってみてもいいのかもしれません。「常識」にとらわれることなく、「限界」を勝手に他人が、あるいは自分が決めてしまうことなく、一つ……ではなく、いろんなことに、いくつでも、いくらでも、チャレンジしてみていいのかもしれません。
　小杉陽太さんの息子さんも、もちろん「夢」はプロ野球選手であり、メジャーリーガーかもしれませんが……人生のいつかどこかの段階で「ソフトボール」をやってくれたら、と思いますし、野球のかたわらソフトボールとの「二刀流」というのも「アリ」かもしれません。
　２本目の動画で「ソフトボール教室」を行い、キャッチボールの相手を務めてくれた平林金属 Peachblossomsはリーグ開幕となった「第２節」終了時点で２勝３敗、「サファイアセクション」４位についています（※平林金属 ピッチング「第２節」試合レポートはこちら。第１戦　第２戦　第３戦）。

　平林金属といえば……「男子」のチームも持っており、こちらは「日本男子ソフトボールリーグ」や「全日本総合男子選手権大会」等の全国大会でも何度も優勝を飾っている「強豪チーム」です。
　また、「日本代表選手」を何人も輩出している日本のソフトボールシーンをリードする存在として知られています。
　今シーズンも「第54回日本男子ソフトボールリーグ」では、「第２節」を終了し、７勝１敗で「単独首位」に立っています（大会結果詳細はこちら）。
　また、昨シーズンは新たに「天皇盃」の冠を御下賜いただくこととなった「第70回全日本総合男子選手大会」（大会結果詳細はこちら）で優勝し、栄えある「初代・天皇盃」を手にしています。
　「ソフトボール」といえば、オリンピック競技である「女子」のイメージが強いと思いますが、機会があれば、パワフルでダイナミック、スピード感溢れる「男子」のソフトボールもご覧になってみてください！

　「第58回日本女子ソフトボールリーグ」は前半戦を終了し、次節は「プラチナセクション」「サファイアセクション」全12チームが集結し、前半戦の順位に基づき、異なるセクションのチームと対戦する「交流節」が開催されます。「交流節」は７月４日（金）～６日（日）、富山県富山市・岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場で開催されます（試合スケジュールはこちら）。
　「交流節」では様々な「スペシャルイベント」も開催される予定です。詳細は決まり次第、このサイトで発表します！！！

※動画は各チームの公式ＳＮＳでも公開しています。
　大和電機 Blue Lakers　公式Ｉｎｓｔａｇｒａｍ　https://www.instagram.com/yamatosoft/?hl=ja
　平林金属 Peachblossoms　公式Ｉｎｓｔａｇｒａｍ　https://www.instagram.com/hirakinsoftball/
　ＪＳＬの情報満載のＩｎｓｔａｇｒａｍはこちら　https://www.instagram.com/women_softball.jsl/

前回動画（６月12日公開）